【2026年4月20日発生】 三陸沖地震 (M7.7)の政府評価まとめ|岩手県への影響と今後の備え

2026年4月20日夕方、大きな揺れを感じた方も多かったのではないでしょうか。
​政府の地震調査研究推進本部(地震調査委員会)より、この「 三陸沖地震 」に関する公式な評価結果が公表されました。今回はその難しい資料の内容をわかりやすく噛み砕き、岩手県への影響や、私たちが今後気をつけるべきポイントをまとめました。

2026年4月20日 三陸沖地震の概要

まずは、今回の地震の基本情報を振り返ります。
​発生日時: 2026年4月20日 16時52分
​震源の深さ: 約20km(三陸沖)
​地震の規模: マグニチュード(M) 7.7
​最大震度: 震度5強(青森県階上町)
​この地震は、太平洋プレートと陸のプレートの境界で起きた「逆断層型」の地震でした。この地域では過去にも大きな地震が繰り返し発生しており、今回の地震もそのメカニズムに沿ったものだと評価されています。

三陸沖地震

​岩手県への影響はどうだった?(津波と地殻変動)

この地震により、岩手県を含む東北から北海道の太平洋沿岸を中心に津波が観測されました。岩手県内では、久慈港で79cm、宮古で34cm、大船渡で22cmなどの津波が観測されています(暫定値)。
​また、目に見えない影響として「地殻変動」が起きています。
人工衛星を使ったGNSS観測によると、岩手県の広い範囲で地面が動いたことが確認されました。
​普代村では、東方向へ約9cm動いた。
​地震後10日間で、宮古市田老がさらに東方向へ約2cm動く「余効変動(地震後のゆっくりとした動き)」が観測された。
​大地が大きく動くほどの強大なエネルギーが放出されたことがわかります。

この地震は「想定されていた地震」だった?

地震調査委員会によると、今回の地震は以前から「発生する確率が高い」と想定されていた領域で起きたものです。

具体的には、「青森県東方沖及び岩手県沖北部」および「岩手県沖南部」で想定されていた、**ひとまわり小さいプレート間地震(M7.0~M7.5程度)**に該当するとされています。

この領域で30年以内に地震が発生する確率は「Ⅲランク(高い)」と評価されていました。 ​また、過去の「1968年十勝沖地震(M7.9)」や「1994年三陸はるか沖地震(M7.6)」の震源域とも隣接する場所で発生しています。

盛岡市近郊にお住まいの方へ 今後の備え

​今回の地震では、大きな揺れの直後に**「北海道・三陸沖後発地震注意情報」**が発表されました。

これは、「最初の巨大地震に続いて、さらに大きな地震が起きる可能性が普段より高まっている」ことを知らせる重要な情報です。

​3.11以前にも同様の地震があったことが、怖いです。

幸い、現在までにさらに大きな地震は起きていませんが、4月20日以降も震央周辺では地震活動が継続しています。 ​盛岡市などの内陸部であっても、沿岸部で発生する巨大地震の揺れや、それに伴う停電・物流のストップなど、間接的な影響を大きく受ける可能性があります。

​【私たちが今できること】

​家具の固定: 強い揺れ(長周期地震動など)に備え、家具が倒れないように固定しましょう。

​備蓄の確認: 水、食料、簡易トイレ、モバイルバッテリーなど、最低3日分の備えを見直しましょう。​

避難経路の確認: ハザードマップでお住まいの地域の危険度を確認し、家族で集合場所を話し合っておきましょう。​

地震はいつやってくるかわかりません。今回の地震を教訓に、ご家庭や地域での防災対策を改めて見直してみましょう。

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