ICT施工の時代だからこそ、「基本」を伝えたい ― 技術承継 への私たちの想い

こんにちは。盛岡市で土木工事・砕石業を営む株式会社石名坂です。近年、建設業界ではICT施工(情報通信技術を活用した施工)が急速に普及しています。マシンコントロールを搭載した重機が設計データどおりに正確な施工を行い、出来形管理も自動化される。ひと昔前と比べると、現場は大きく変わりました。

しかし、私たちはこう考えています。どれだけ機械が進化しても、変わらない「基本」がある、と。

変わらない基本がある

自然が相手だからこそ、経験がものを言う

ICT施工で設計どおりの構造物が完成しても、それで終わりではありません。引き渡しまでの間、さらにその先も、地盤は生きて動きます。不等沈下、雨による法面の変化、地下水の影響——数値やデータだけでは読み切れない要素が、現場には常に存在します。

こうした判断力は、機械では代替できません。現場での経験の積み重ねによってのみ培われる、技術者の財産です。

機械化が進むほど、「基本」を学ぶ機会が減っていく

一方で、心配していることもあります。

機械化・自動化が進むほど、若手技術者が現場で土に触れ、基本を体で覚える機会は減っていきます。便利になることは良いことですが、「なぜその判断になるのか」を自分の頭で考える経験が減れば、次の世代への技術承継は難しくなります。

将来の構造物の品質を守るためにも、災害時に地域を守る力を維持するためにも、基礎技術の承継は業界全体の課題だと感じています。

青年部の活動として、県への要望にも取り組んでいます

当社は、岩手県建設業協会盛岡支部の青年部活動に参加しており、こうした問題意識を業界の声として届ける取り組みも行っています。若手技術者が現場経験を積める環境づくりや、熟練技術者の技能を次の世代に残す仕組みづくりなど、建設業の未来につながる提言を続けてまいります。

地域の地盤を知っていることが、私たちの強み

株式会社石名坂は、盛岡の地で長く土木工事と砕石業に携わってきました。この土地の地盤や土質を知っていることは、ICTにもAIにも代替できない、地域企業ならではの財産だと考えています。

これからも、新しい技術を積極的に取り入れながら、その土台となる「基本」を大切に、次の世代へ技術をつないでいきます。

盛岡市周辺での土木工事・砕石のご相談は、株式会社石名坂までお気軽にお問い合わせください。

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