輪荷重 (りんかじゅう)とは?わかりやすく解説!道路を守る大切な基準

道路の工事現場や、橋の看板などで**「 輪荷重 (りんかじゅう)」**という言葉を見かけたことはありませんか?​

建設や土木に関わらない方にとっては、あまり聞き慣れない専門用語ですよね。

しかし、私たちが毎日安全に道路を走るために、この「輪荷重」はとても大切な役割を果たしています。​今回は、輪荷重の意味を初心者の方にもわかりやすく解説します!

ひとことで言うと「タイヤ1つ分の重さ」


​輪荷重とは、ズバリ「車が道路を通る時に、タイヤ1つ(1輪)から地面にかかる重さ(圧力)」のことです。
​車には複数のタイヤがついていますよね。乗用車なら4つ、大型トラックなら6つや10個以上ついていることもあります。

車全体の重さではなく、「タイヤ1個分が地面をギュッと押し付ける力」だけを切り取った数字が、輪荷重です。

​なぜ「全体の重さ」ではなく「タイヤ1つの重さ」を気にするの?


​「トラックの重さが10トンなら、道路には10トンの負荷がかかっているのでは?」と思うかもしれません。


​しかし、道路のダメージを考えるときは、全体の重さ(総重量)よりも「力がどれだけ1箇所に集中しているか」が重要になります。


​例えば、体重60kgの人が「普通のスニーカー」であなたの足を踏むのと、「ピンヒール」で踏むのとでは、痛さが全く違いますよね。私も踏まれたことはないのですが、踏まれたことのない方も、イメージは伝わるはずです。ピンヒールの方が、狭い面積に力が集中するため、大きなダメージを受けます。

道路もこれと全く同じです。
車全体の重さがいくら重くても、タイヤの数が多くて重さがうまく分散されていれば、道路の1箇所にかかる負担(輪荷重)は小さくなります。

逆に、重さが1つのタイヤに集中してしまうと、そこからアスファルトが凹んだり、ひび割れたりしてしまうのです。

​荷重の分散メカニズム(圧力の広がり)は?

輪荷重を知ることで何に役立つの?


​この「輪荷重」は、道路や橋を新しく作ったり、直したりする時の「設計図の基準」になります。


​道路の厚さを決める: 「この道路は重いトラックがたくさん通って輪荷重が大きくなるから、アスファルトや下の砂利を分厚くしよう」


​橋の強さを決める: 「この橋は、これくらいの輪荷重までなら絶対に壊れないように設計しよう」

​このように、事前に「どれくらいの輪荷重に耐える必要があるか」を計算することで、わだち(道路の凹み)ができにくく、安全で長持ちする道路を作ることができるのです。

まとめ​

輪荷重とは: タイヤ1つから道路にかかる重さのこと。​

重要な理由: 道路が壊れる原因は、全体の重さよりも「1箇所に集中する力(輪荷重)」だから。

​役立つ場面: 壊れない安全な道路や橋を設計するための基準になる。​

私たちが普段何気なく走っている平らな道路は、この「輪荷重」をしっかりと計算し、過酷なダメージに耐えられるように工夫して作られています。​

道路工事の現場を見かけた際は、「この下には、重いタイヤに耐えるための技術が詰まっているんだな」と少しだけ思い出してみてくださいね!

【株式会社 石名坂】は、道路を支える砕石やアスファルト合材や生コン材の砕石を販売している会社なのです。

豆知識 舗装道路で、たくさんのひび割れで、亀の甲羅みたいな模様になってる舗装を見たときありませんか?それは、主に舗装よりも下の土台となる支持力が足りなかったからか、計画交通量以上の車両が通行してるからです。主な原因は、前者です。

次は支持力について書きたいと思います。

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