コンクリート用砕石及び砕砂 JIS A5005
「ふるいに留まった骨材の質量百分率」とは、呼び名のふるいをかけて、とどまった量を全質量で割合で求めたものです。
| 骨材の粒の大きさによる 区分 | 呼び名 | ふるいを通るもの質量百分率 % | ||||||||||||||||
| ふるいの呼び寸法 mm | ||||||||||||||||||
| 100 | 80 | 60 | 50 | 40 | 25 | 20 | 15 | 10 | 5 | 2.5 | 1.2 | 0.6 | 0.4 | 0.3 | 0.15 | 0.075 | ||
| 砕石 | 4005 | 100 | 95 ~ 100 | 35 ~ 70 | 10 ~ 30 | 0 ~ 5 | ||||||||||||
| 2005 | 100 | 90 ~ 100 | – | 20 ~ 55 | 0 ~ 10 | 0 ~ 5 | ||||||||||||
| 8040 | 100 | 90 ~ 100 | 45 ~ 70 | – | 0 ~ 15 | – | 0 ~ 5 | – | ||||||||||
| 4020 | 100 | 90 ~ 100 | 20 ~ 55 | 0 ~ 15 | – | 0 ~ 5 | ||||||||||||
例えば骨材全部の質量(mall)が100gで、最も目の大きな40mmのふるいに留まった骨材の質量(m40)が20g、次に大きい20mmのふるいに溜まった骨材の質量(m20)が10gの場合、以下のような計算になります。
X40=m40/mall=20/100=20(%)
X20=(m40+m20)/mall=(20+10)/100=20+10=30(%)
ということになります。
ふるいに留まった骨材の質量百分率の上記の表に当てはまれば、それはふるい分けにおいては、JIS相当品になります。
実際のJIS認定は、その他の項目も同時にクリアしないといけないことから、岩手県で JIS A5005を認証している砕石工場は一関で一社のみです。