GPSの精度について
前回のGPSを利用したアラートアプリは、位置特定の精度も必要になります。
みなさんのカーナビは、トンネルなどのGPSが届かない場所でも、加速度センサーや計算式などを使用して、トンネルの中でも位置が特定できるようなものになっています。
GPSは、人工衛星から、微弱の周波数を地球にむけて発信してます。
その信号は地球に向けて、人工衛星の位置、正確な時間を送信していると考えてください。
その信号を受信装置で受信して、計算して、自己位置を特定するような流れになっています。
その精度は、受信装置にもよりますが、最小数センチから数メートルの誤差が発生します。
人工衛星から発信される信号は6種類あり、L1、(位置特定)L2、(位置特定)、L3、L4、L5(位置特定)、L6(位置特定?)があり、私もうる覚えですが、一般的に公開されているのはL1、L2、ここ数年で公開されたのがL5になります。じゃあ、L3,L4はなに?となりますが、間違っていたら申し訳ありませんが、電位層がL3、核爆弾等が爆発したときの特定に使うのがL4と覚えていました。何度も言いますが、詳しくはご自身で勉強してみてください。
そのL1,L2,L5の3周波を利用したものが、精度が向上します。数センチにしたい場合にはこちらを選択します。しかしながら、計算が複雑になるので、3周波受信可能となると、装置も高額になります。
私の持論は、移動体の測定ではL1,L2で十分なのではないのかなと思っています。計算が終わった後に、別な場所にいれば意味がありません。別な場所を特定している結果が、遅れて出てくるので、リアルタイムとは言えないということです。
携帯電話の位置特定もそれほど精度が高くないのですが、携帯電話の場合は、GPSに加えて、通信局からの距離での、位置特定も入っているので、普通に使用していても、性能的にも十分な状態にあるということになります。
他にもいろいろと書きたいですが、あまり長文は嫌われるのでやめておきます。