【盛岡の皆様へ】令和8年岩手県沖地震に学ぶ「震度・加速度・速度」の違いをわかりやすく解説

令和8年(2026年)6月25日、岩手県沖を震源とする地震が発生しました。盛岡市内でも揺れを感じましたが、皆様のお住まいやご家族に被害はなかったでしょうか?

地震の直後、テレビのニュースやスマートフォンからの速報で「震度」という言葉を必ず目にします。しかし、少し詳しい地震のニュースになると「加速度(ガル)」「速度(カイン)」といった専門用語が出てくることがあります。

「震度が大きい=被害が大きいの?」「速度や加速度って何が違うの?」と疑問に思う方も多いはずです。

そこで今回は、防災知識の第一歩として、この「震度・加速度・速度」の3つの違いを、誰にでもわかるように「自動車」に例えて解説します。

地震の3つの基準

1. 震度(しんど)=「乗っている人の怖さ・被害の見た目」

「震度」は、私たちが一番よく知っている基準です。これは「ある場所で、どのくらい揺れたか(人がどう感じたか、建物にどれくらい被害が出たか)」を表すものです。

自動車で例えるなら、「車に乗っている人がどれくらいガタガタと揺さぶられて、車内の荷物がどれくらい崩れたか」という【結果】や【体感】のことです。

震度は地震そのもののエネルギー(マグニチュード)とは違い、震源から遠かったり、地盤が硬かったりすれば、小さくなります。

2. 加速度(ガル)=「急ブレーキの衝撃(揺れの勢い)」

「加速度(単位:ガル)」は、「どれくらい急激にスピードが変化したか(揺れの瞬間的な勢い)」を表します。

自動車で例えるなら、「急発進や急ブレーキの衝撃」です。 時速10kmのゆっくりしたスピードでも、一瞬で「ガツン!」と急ブレーキを踏まれたら、前のめりに倒れそうになりますよね。これが「加速度が大きい」状態です。

地震において加速度が大きいと、一瞬の「ドンッ!」という衝撃が強くなります。家具が倒れたり、硬くて背の低い建物(ブロック塀など)にヒビが入りやすくなったりします。

3. 速度(カイン)=「車のスピード(建物を壊すエネルギー)」

「速度(単位:カイン)」は、「地面が動く速さそのもの」を表します。実は、建物の被害に一番直結するのがこの「速度」だと言われています。

自動車で例えるなら、「車が走っているスピード(時速)」そのものです。 急ブレーキ(加速度)がなくても、時速100kmで壁にぶつかれば、車は大破してしまいますよね。つまり、速度が大きい=持っている破壊エネルギーがとてつもなく大きい、ということです。

地震でこの「速度」が大きいと、地面が大きく長く揺さぶられます。特に、木造住宅の柱が折れたり、高層ビルが大きくぐわんぐわんと揺れたりするなど、深刻なダメージに繋がりやすくなります。過去の大きな震災でも、この「速度(カイン)」が非常に大きかったことが被害を拡大させました。

まとめ:3つの違いを知って防災に活かそう

地震のニュースで「加速度が大きかった」「速度が大きかった」という言葉が出たときは、「あ、今回は瞬間的なドンという衝撃が強かったんだな」「家屋へのダメージが心配な揺れだったんだな」とイメージできるようになります。

今回の岩手県沖地震をきっかけに、改めてご自宅の家具の固定(加速度対策)や、建物の耐震チェック(速度対策)を見直してみてはいかがでしょうか。

私個人は今回の震源地とスロースリップしている間のあたりが、再度、大きな地震が起こると思ってます。

常日頃の用心が、減災へのスタートだと考えてます。

皆様が、これからも安心・安全に暮らせるよう、当サイトでも引き続きお役立ち情報を発信していきます!

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