【 解説 】 振動プレート の仕組みとは?転圧で地面が固まる原理を解説
前回の記事では「ランマー」の仕組みについて解説しましたが、今回はもう一つの転圧作業の主役、「 振動プレート (プレートコンパクター)」の仕組みについてわかりやすく解説します!

振動プレート (振動プレートコンパクター)とは?
振動プレートは、機械の底にある鉄の平らな板(転圧盤)を激しく振動させることで、砕石や砂利、アスファルトなどを平らに押し固める(転圧する)機械です。現場ではシンプルに「プレート」や「コンパクター」とも呼ばれています。
広い面積を平らに綺麗に仕上げるのが得意なので、ご自宅の駐車場の砂利敷きDIYや、道路のアスファルト舗装工事などで大活躍します。
エンジンの回転が「振動」に変わる仕組み
振動プレートにはエンジンが搭載されていますが、エンジン自体は「回転」する力を生み出すものです。では、なぜその「回転」が、地面を激しく叩く「振動」に変わるのでしょうか?

秘密は「偏心錘(へんしんすい)」 その秘密は、エンジンの力を受け取って回転する「偏心錘(へんしんすい)」という部品に隠されています。
「偏心」とは、中心がズレていること。普通のコマは中心のバランスが取れているので静かに回りますが、わざと重心をズラした重り(偏心錘)を高速で回転させるとどうなるでしょう?
遠心力が暴れて「激しい振動」が生まれる! 重心がズレた重りが高速回転すると、重い部分が外側に引っ張られる力(遠心力)が働き、ブルブルと激しく暴れようとします。
洗濯機の中で、洗濯物が片寄ったまま脱水ボタンを押すと、ガタガタと激しく揺れますよね?実はあれと全く同じ原理を利用しているのです。
振動が鉄板に伝わり地面を押し固める この激しく暴れようとする力(起振力)を、下にある重い鉄板に伝えることで、地面を1分間に数千回というものすごいスピードで叩きます。これにより、砕石や砂利の隙間がギュッと詰まり、ガッチリと固まるのです。 さらに、この振動の力と絶妙なバランス設定により、機械が自然と前へ進むように設計されています。
ランマーとの違いと使い分け
前回の「ランマー」と今回の「振動プレート」。どちらも「転圧」の機械ですが、得意分野が違います。
- ランマー:上下に大きく飛び跳ねて、強い力で「深く」固めるのが得意。狭い溝の中などで活躍。
- 振動プレート:細かい振動で「広く・平らに」綺麗に仕上げるのが得意。駐車場の砂利敷きやアスファルトに最適。
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いかがでしたか?振動プレートの仕組みがわかると、転圧作業の見方も少し変わって面白いですよね!
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