【解説】地盤や砂利を知る「日本統一土質分類」とは?
「土や石を運びたいけれど、種類がたくさんあってどれを選べばいいかわからない」「土質分類って難しそう…」そんなお悩みはありませんか?
この記事では、専門的な「日本統一 土質分類 」をどこよりもわかりやすく解説します。
1.日本統一土質分類とは?
日本統一土質分類は、土をその性質(粒の大きさや粘り気など)によって分類するための全国共通のルールです。建設工事の設計や、適切な砂利・土の選定に欠かせない基準となっています。
2.分類のポイントは「粒の大きさ」
土は主に以下の3つのグループに分けられます。
- 粗粒土(そりゅうど): 礫(れき)や砂など、粒が大きく水を通しやすい土です。
- 細粒土(さいりゅうど): 粘土やシルトなど、粒が非常に細かく、水を吸うとベタつく性質があります。
- 有機質土(ゆうきしつど): 植物の腐敗物などが含まれた、黒っぽい土です。
よく使われる分類記号の一覧表
専門家が図面や報告書で使う記号と、その意味をまとめました。
| 記号 | 分類名 | 特徴 | 取り扱い例 |
| G | 礫(Gravel) | 2mm以上の大きな粒 | 駐車場の敷砂利など |
| S | 砂(Sand) | 0.075mm〜2mmの粒 | 砂場やインターロッキング下地 |
| M | シルト(Silt) | 砂より細かく粘土より粗い | 造成地の土質調査など |
| C | 粘土(Clay) | 最も粒が細かく粘りがある | 地盤改良が必要な場合も |
| F | 細粒分(F):(シルト・粘土) | 細粒分(F): 74μm未満 | 畑の土とかに見られます |
4. なぜ土質を知ることが大切なの?
土の性質を知ることで、以下のようなトラブルを防げます。
- 「雨の日に駐車場がぬかるんでしまう」
- 「建物の地盤が沈下してしまう」

この図は、礫質分、細粒分、砂分を三角座標で表した図になります。
砂質土(さしつど): 下の左側に寄るほど、水はけが良い「砂」に近い性質になります。
粘性土(ねんせいど): 上の頂点に寄るほど、粘り気が強く水を抱え込みやすい「粘土」に近い性質になります。
ローム: 3つの成分がバランスよく混ざった状態で、一般的に植物が育ちやすい土壌と言われることが多いです。
よく公共工事で山砂などで、SF相当の指定になっているのか?という問い合わせにがございます。
その際は、礫質分、細粒分、砂分の割合を、この三角座標にプロットして、SFの範囲に入っていることを説明しています。
この記事を書いた理由は、【㎥ りゅうべい】の説明した記事が、意外と多くの人に読まれていることに気が付き、新人の方が検索しているのだろうと思いました。土木の勉強は、文字だらけで、経験しないとイメージが湧かないのが現実です。少しでも、言葉の意味をイメージしてもらうためにも、今後、専門的な記事も多めに書いていこうと思います。
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